【名古屋市千種区】老舗「純喫茶ライオン」を受け継いだ覚王山の「北林珈琲」が、10/5に閉店するそうです
2025年4月16日に覚王山の姫池通にグランドオープンした喫茶店「北林珈琲」が、来たる10月5日(日)で閉店してしまうそうです。
「北林珈琲」は2025年2月9日に閉店した東区泉の老舗喫茶店「純喫茶ライオン」が、心機一転、覚王山の地で再出発ということで開店しましたが、大変残念ながら半年で閉店となってしまいました。
「北林珈琲」さんには開店前に取材に伺った記事と、その前の開店告知記事がありますのであわせてご覧ください。
北林珈琲には屋根裏部屋のような吹き抜けの2階があり、そこを純喫茶ライオン時代の雰囲気を再現した空間にするためのクラウドファンディングを募っていたそうですが、残念ながら閉店することになってしまいました。
↑開店前の状態なので物置のようになっていますが、ここが2階です。昭和を感じる家具やテレビなどがあり、開店して1ヶ月後に「アネモネギャラリー」としてオープンしました。展覧会やワークショップなどに使われていたそうです。
純喫茶ライオン時代のブレンドコーヒーに合う、ベテランの職人さんによる焼菓子がとても美味しかったのですが、コーヒー豆の高騰もありますし、何かと大変だったのでしょう。
自分が取材したお店が閉店してしまうのはこれが初めてではありませんが、とても応援していたので本当に惜しまれます。
なお、10月1・2・3日はお休みで、4日・5日が最終営業となり、最後の2日間はご予約のお客様優先、またクラウドファンディングのリターンの提供となるそうです。最終営業に駆け付けたい方はご予約をお勧めします。
66年の伝統を背負うのは大変なプレッシャーだったと思います。純喫茶ライオン時代を含め、これまでの営業、本当にお疲れ様でした。
「北林珈琲」はこちら↓