【名古屋市千種区】「星が丘ボウル」跡地を「椙山女学園大学」と共同で再開発するそうです!2027年春オープン予定
2023年12月5日をもって営業を終了した「星が丘ボウル」の跡地の再開発計画が発表されました!
「星が丘ボウル跡地プロジェクト(仮称)」として発表されたこの再開発計画は、「星が丘テラス」を運営する「東山遊園株式会社」が旧星が丘ボウルに隣接する星が丘テラスを増床し、「椙山女学園大学」が大学の新棟を建設する、というものだそうです。
再開発の工期は二期に分かれ、一期は「星が丘テラス」の増床と「椙山女学園大学」の新棟建設と共に街に開かれた歩行者動線や広場の一部を整備し、2027年春のオープンを予定しているそうです。二期は住宅用途の新設、更なる商業施設の増床を計画しているそうです。「商」「学」「広場」「住」を一体として開発する複合開発プロジェクトとなっており、最終的な開業は2028年春を予定しているそうです。
星ヶ丘は「東山動植物園」や「平和公園」といった自然の豊かな公園が近く、緑に溢れた街であることから、このプロジェクトも自然を感じられるようなものになるそうです。街区中央には芝生広場を設け、季節変化が感じられる情景を創り出すことにより賑わいと憩いの場を創出するそうです。
椙山女学園は、街区一角に「Cross Gate」をコンセプトとした新棟を建設するそうです。「Cross Gate」というコンセプトは、学生や各空間がクロスして交わり合うことが起きる特別な空間(ゲート)を表現しており、学生、教職員、卒業生、地域の方々が、この場所で活動(学ぶ、滞在する、移動する)することで、さまざまな情報や経験に出会い、思いがけないきっかけや相乗効果を起こす場としたいという想いが込められているそうです。
大学施設としては情報社会学部の各種教室を中心としながら、情報デザイン学科生向けの電子工作室やデザイン工房、また、現代社会学科生向けの大規模ワークショップが可能な120人ワークショップルーム、さらにスタジオや、学部を超えて学生の交流を促進するコラボレーションラウンジを整備する予定だそうです。
椙山女学園大学の新棟の低層階には、東山遊園と協働で社会とシームレスに繋がる「(仮称)星が丘コミュニティスペース」を設置するそうです。働く女性を応援するライフデザインカレッジや課題解決型授業を実践する場を設けるほか、子育て支援拠点、シアター利用も可能な多目的スペース、コワーキングスペースなどを含む、未来の椙山女学園大学を築く象徴的な機能を整えます。
だれもが主体的に社会に関わっていくことを応援し、働く女性や子育て世代など将来世代が立ち寄りたくなるハーバータウンのような存在となることを目指すそうです。
暮らしと学びが融合する星が丘の街の特性を活かし、エリア内外の組織や施設、コミュニティと連携をしたプログラムやイベントを実施すること等を通して、地域の創造的文化形成の中心となることを目指し、星ヶ丘のまちづくりに貢献していくそうです。
にじが丘方面に抜ける歩行者専用デッキも設置するそうで、この地域の回遊性も高まりそうですね。
お隣の東山公園駅前も「東山ビルB棟」の解体工事が2024年5月から始まりましたし、東山線沿線の昭和の大きな建築物が解体され、再開発が急ピッチで進んでいきそうです。
【名古屋市千種区】いよいよ53年間の歴史に幕、5/9から東山公園前の「東山ビルB棟」の解体工事が始まりました
星ヶ丘駅前の風景がガラッと変わりそうなこのプロジェクト、完成が楽しみですね!
旧「星が丘ボウル」はこちら↓