【名古屋市】食品ロスと貧困問題の解消のために余った食品を寄付、名古屋市が実施している「フードドライブ」に参加しよう!
「フードドライブ」という言葉をご存じですか?「フードドライブ」とは環境省が推進している活動の事で、家庭で余っている食品を回収拠点(スーパーや自治体など)やイベントに持ち寄り、地域の福祉施設や子ども食堂、生活困窮者支援団体などに寄付する活動です。「フードバンク」と似ていますが、「フードドライブ」は家庭から寄付する活動、「フードバンク」は企業や農家からの寄付を受け付ける団体、という違いがあるそうです。どちらもまだ食べられるのに捨てられてしまう食品を寄付するという点では同じです。
「フードドライブ」では賞味期限が1ヵ月以上(実施団体によって期限は変わります)の常温で長期保管が可能な食品・飲料(アルコール除く)を対象に寄付を受け付けています。(賞味期限切れの食品や、包装が破損している食品は受け付けておりません。)
特にお米や缶詰、パスタ・乾麺、乾物、インスタント・レトルト食品、調味料、ギフト用の食品、お菓子、乳児用食品、シリアル、フリーズドライ食品などを歓迎しているそうです。瓶詰食品はダメだそうです。詳しくは名古屋市のフードドライブのページをご覧ください。
名古屋市でも「フードドライブ」を実施しており、市内各地で回収しています。詳しい回収ポイントは名古屋市のホームページをご覧いただければと思いますが、この記事では名古屋市名東区・千種区エリアの回収ポイントをご紹介します。
千種区仲田にあるリユース・チャリティショップ「Re☆ショップなかた by ぐるっぺ」では、年間を通じてフードドライブのための食品を受け入れています。詳しくは「中部リサイクル運動市民の会」のホームページをご覧ください。
「ファミリーマート」でも一年を通じてフードドライブを実施しています。実施店舗のリストでお近くのお店を探してみてください。ちょっとアイスクリームなどを買いに行くとき、おうちで余っている食品を持って行ってみてください。店頭の回収ボックスに入れてくださいね。
「無印良品」でも市内14店舗で一年を通じてフードドライブを実施しています。千種区では「アピタ千代田橋店」で実施しています。こちらでは他にも無印良品の衣料品やプラスチック収納、スキンケアPETボトル、紙製ハンガーフックの回収もしています。
これから市内で開催されるフードドライブ活動については、名古屋市のページで随時ご確認ください。
もしおうちに「いただきものの詰め合わせを消費できない」「自分の口に合わないけれど、もったいない」「安売りで買い過ぎてしまった」という食品がありましたら、是非フードドライブにご寄付ください。元々は食品ロスを減らすための活動でしたが、近年では日本社会でも貧困問題が深刻化し、フードドライブ先やフードバンクが命綱の方も増えていると報道されています。食品の値上げが止まらないここ1年ではさらに困っている方が増えているでしょう。またフードバンクに食品を備蓄しておくと、災害の時にも役立つと再認識されているそうです。
身近な所でできる助け合いに、あなたも参加してみませんか?