【名古屋市名東区】西山商店街の「未完美術館」で、展覧会「線の感覚〜sense of line〜」が開催されるそうです!(12/9-14)

プレスリリースより
名東区の西山商店街にある小さな美術館「未完美術館」で、2025年12月9日(火)〜12月14日(日)まで展覧会「線の感覚〜sense of line〜」が開催されるそうです!
今回紹介する作家は、佐藤輝尚(さとうてるひさ)さんと久徳真友(きゅうとくまゆ)さんの2名です。
佐藤さんは様々な色のビーズを使い、美しい刺繍作品を多く手掛けてきました。これら刺繍作品のベースとなっているのは、若かりし頃から描いているドローイングです。簡易にデフォルメされながらも勢いのある絵は、線による彼のタッチを感じさせます。
久徳さんは幾重にも重なった線からなる絵画を作り上げてきました。その独自の身体性から生まれてくる線は、美しさと強さが共存しており、彼女の身体、精神なども感じ取れます。作品スタイルはそれぞれでありながら、基本である線から生まれてきた作品をお楽しみください。
「未完美術館」は西山商店街のハブ的な施設「ニシヤマナガヤ」に併設されている、裏手にある倉庫を改装したギャラリーです。展示や改修を繰り返しながら時の流れとともに長い年月をかけて『完成』を目指していくという、ユニークな施設です。11月に西山商店街を中心に開催された「なごや裏山芸術祭2025」でも、立体作品の展示会場として参加しました。

ニシヤマナガヤ

西山商店街
西山商店街は面白い試みをたくさん実践している、非常にクリエイティブな商店街です。近隣住民と商店街のお店が協力して、この地域での生活の質が上がるような施設を作ったりイベントを開催したりしています。一度はシャッター商店街になったこともありましたが、名古屋市からの補助も受け、地域コミュニティの再生と充実に取り組んでいます。

プレスリリースより
今回の展覧会は、「アトリエ・ブルート」という障がい者のアート活動を主軸とした生活介護事業所が主催しています。絵画、さをり織り、ビーズ制作、廃材プロダクト、木工などの制作活動を中心に行っているそうです。こうしたアート活動を通して、障がい者の方々が自立していけるようにサポートしているそうです。
未完美術館での「線の感覚〜sense of line〜」は「あいちアールブリュット」とのパートナーシップ事業だそうです。

ニシヤマナガヤにて
「線の感覚〜sense of line〜」の最終日の12月14日(日)は、クロージングパーティーも開催予定だそうです。詳細は後日「アトリエ・ブルート」のInstagramで告知されるそうです。クラフトビールで乾杯するようですよ♪

繊細な線と色彩が織りなす美を、あなたも見に行ってみませんか?
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