【名古屋市千種区】東山の里山では梅が見頃♪ 平和公園南部の「くらしの森」は豊かな自然が守られている都会のオアシス

千種区の地図を航空写真で見ると、東部丘陵地帯一帯に緑のベルトがあるのに気付きます。これは「東山の森」と呼ばれ、名古屋市が保全活動をしている緑地帯です。北は光が丘付近から始まり、平和公園、東山動植物園と連なり、天白区まで続きます。
東山動植物園は大人気スポットですし、平和公園北部は桜の名所「櫻の園」があり、猫ヶ洞池やメタセコイア広場は市民の憩いの場として親しまれています。
しかし、ここに挟まれた平和公園南部は意外と知られていないのでは?! ということで私も初めて行ってみました。
里山風景が広がる! なごや東山の森「くらしの森」

平和公園くらしの森 里山の家
「東山公園」駅から徒歩12分ほど、広小路通から入って千種区役所仮設庁舎を過ぎ、もう少し北上すると「平和公園くらしの森 里山の家」が見えてきます。ここからスタートです。ここの前はよく通るのですが、初めて中に入ります。

「里山の家」の周りは広場になっていて、梅も咲いていました。この日はお昼頃までは晴れていたのですが、午後になったら曇ってきてしまい、明るい光線で撮れずすみません。

400ヘクタールの広さがある「東山の森」は五つに分けられ、猫ヶ洞池や墓地があるエリアは「へいわの森」、東山動植物園があるエリアは「ふれあいの森」「いのちの森」、東山公園テニスセンター以南の天白区エリアは「うるおいの森」となっています。今いるところは里山風景が広がる「くらしの森」です。
令和6年2月27日、この地域の生物多様性の価値が評価され、「自然共生サイト」として環境大臣認定されました。

「くらしの森」は畑や水田など、かつての里山風景が再現されています。池や湿地も各所にあります。梅が咲いているようなので、まずは「つどいの丘」を目指します。

マムシが出るようです! 夏場は蚊が多そうですので虫よけ必須です。

梅の木が見えてきました!

「梅林」というほど梅の木が集まっている訳ではありませんが、紅梅・白梅が咲いていて綺麗です。

小川が流れていて、のんびりとしたいい雰囲気です。今は冬なので芝の緑も色が冴えませんが、春になったら青々とした風景になりそうです。晴れてたらもっといい写真が撮れたのですが・・・

「つどいの丘」はこんもりとした丘の上に石が載っています。

梅の甘い香りが漂います。

梅はちょうど見頃でした。

もう少し奥に行ってみます。竹林がありました。

またちょっと梅の木がありました。のどかな風景です。春になったら小川で虫取りもできそうですね。

奥池
「奥池」まで来ました! パンパスグラス(シロガネヨシ)がたくさん生えているのが目印です。

冬なので水が少ないのが残念です。
もっと北の奥の方に行くとササユリ自生地やハンノキ湿地があるようですが、春になってから来た方が緑が楽しめそうです。ということで戻ります。

せせらぎ沿いも湿地だそうです。昔話に出てきそうな風景です。
里山の家に入ってみました

公園入口まで戻ってきました。「里山の家」に入ってみましょう! 靴を脱いでスリッパに履き替えます。

平和公園の「一万歩コース」を歩いてきた方も、ここで休憩ができます。外に自動販売機もあり、お弁当も食べられます。綺麗なトイレもあるので安心です。暖房も効いています。

東山の森についての資料が多数展示されています。東山の森は市民・企業・行政による「なごや東山の森づくりの会」によって整備されています。

東山の森ではこんなに野鳥が見られるのですね!

虫の標本もありました。

生き物や植物などの図書も充実しています。森で見付けたものをここですぐに調べることができますね。自由研究にも役立ちそうです。

「なごや東山の森づくりの会」は定期的に活動していて、市民の方も参加できます(200円ほどの参加費が必要です)。詳しくは活動表をご覧ください。

私が展示資料を見ていたら、くらしの森を整備されているスタッフの方がいろいろとお話をしてくださいました。名古屋に住んでいても、住宅街の真ん中にこんなに豊かな自然が残されていることは知らない方も多いそうです。
この辺は昔は国有地で、陸軍の射撃場などがあったそうです。作業中に土の中から軍関係のものが出てきたりして驚くこともあるそうです。
また東山動物園のコアラが食べるユーカリは、くらしの森で育てられているそうです。しかし1種類のユーカリだとすぐ飽きて食べなくなるので、いくつかの種類を育てているそうです。グルメなコアラですね(笑)。

桜の季節になったら「櫻の園」にお花見に行かれる方も多いと思いますが、ぜひ「くらしの森」にも寄って行ってください。ワンちゃんのお散歩をしている方もたくさんいらっしゃいましたよ!
なごや東山の森「くらしの森」はこちら↓








